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November. 2025
バリスタとしてイタリアンチャンピオンに3度輝き、世界チャンピオン6位になった経歴を持つフランチェスコ・サナーポの長年の夢だったコーヒーロースタリーが、2013年フィレンツェに誕生した。それがDitta Artiguanale。フィレンツェに6店舗展開した後、今年の1月にミラノに上陸。観光地フィレンツェならではというのだろうか、通りがかった誰もがどの時間帯にも入りやすい軽やかな雰囲気のお店をそのままミラノに。オープンしてからというもの一日中地元の人達、外国人観光客、学生達などたくさんの人で賑わっている。
Chikako Gowa(Instagram / chikakogowa)
通訳/クリエイター
大学在学中NYへ交換留学期間、フェアチャイルドパブリケーション広告部にて インターンシップ、パーソンズスクールにてファッション分析について学ぶ。 卒業後、某仏外資系企業に就職。結婚を機にイタリアへ移住。アパレル業界の通訳、2012年よりsen (www.sen-factory.it)のファウンダー兼クリエイターとして活動。彩り豊かな毎日を楽しむ三人の女の子のママ。
「自らのバリスタとしての経験とコーヒーへの愛から、より良いコーヒーを求めて世界を旅した時にコーヒー文化の国イタリアの外には様々なコーヒーの文化があることを目の当たりにしたフランチェスコは、従来のイタリアのバールとは異なるスペシャリティコーヒーを提供したいと思ったのです。」と今回インタビューに応じてくれたのはカテリーナ。オーナーのフランチェスコは、年に2、3度コロンビアやエチオピアのコーヒー農園を自ら訪れ、直接コーヒー豆を購入しているそうだ。イタリアなのでエスプレッソがメインのスペシャリティコーヒーだが、焦げた苦味はご法度。「酸味と甘みのあるエスプレッソを砂糖なしで飲むように勧めているけれど、中には砂糖を使いたいお客様達もいるので、完全に砂糖使用禁止にしているわけではないのよ。」
ロースタリーを作った翌年、焙煎したコーヒーを販売できるようにフィレンツェに1号店をオープン。3号店オープン後にスクールも作ってしまったという。このスクールはバリスタを育てることを目的にしているのは勿論のこと、珈琲愛好家、俗にいうコーヒーラヴァー達がコーヒーの世界をより深く理解できるようフランチェスコが願ってできたものだ。
昨今トレンドにもなっているシグネチャーコーヒー。 Ditta Artigianale のスペシャリティコーヒーを使ったシグネチャーコーヒーはとてもユニークだ。コーヒーベースのノンアルコールのドリンクだが、その中でもお店のオリジナルはティラミスならぬcoffee misu (コーヒーミス)。なんと飲むティラミスだ。それ以外にもピスタチオを使ったDubai choc caffé、ラズベリーチーズケーキ、シュトゥルーデル、そしてザッハータルト。全5種のシグネチャーコーヒーがある。
また季節毎に登場する季節の食材を用いたサンドイッチなどの軽食も。使われているパンは、フィレンツェのお店では独自のパン屋のものを使っているそうだが、ミラノ店では提携しているパン屋のもの。
Ditta Artigianaleでは8時から23時までノンストップで朝食、ブランチ、ランチ、アペリティーボそして軽い夕食を楽しむことができる。
レザーやジュエリーなどなど様々な分野のArtigiani(職人)がいることで有名な街フィレンツェの焙煎所で研究を重ねて焙煎されたコーヒーは、温度設定やきちんと機械を扱うことができるコーヒー職人であるバリスタによって提供されるDitta Artigianale。細部のこだわりは譲れない。
コーヒーをはじめとするお店のオリジナルグッズ、コーヒーミルなどコーヒーに関連する商品や、フランチェスコが共同創業者とともに作っているクラフトジン、”Peter in Florence”もオンラインショップで購入が可能。全世界に配送しているとのことなので、日本にいてもDitta Artigianaleのコーヒーを愉しむことができる。
コーヒー好きの人は、是非取り寄せてみてはいかがだろうか。
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